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Eliott s'en fout

エリオットは気にしない——それは、ひとつの言葉。

ただの言葉。四つの静かな語が、そこに置かれている——
ステッカーに、ポストカードに、壁に、スーツケースに、机の隅に、郵便受けに。

その言葉は、世界へと放たれた。水面に投げられた石のように。
そして、どこかの誰かがそれを目にするという、不思議な確信とともに。

そして、なにかを感じるだろう。

Eliott s'en fout

エリオットって誰?
なぜ「気にしない」の?

このプロジェクトは答えない。
説明を求めるものではなく、そっと心を揺さぶるもの。

一瞬の沈黙を誘い、微笑みを生み、答えのない問いを残す。

友人、旅人、あるいはまったくの他人によって共有され、
この言葉は自由に世界を巡る。

それは、日常の風景にしのび込む——
まるで丁寧な落書きのような、ささやかな詩的な乱れとして。

ときに写真に撮られ、ときに無視され、
そしてなぜか一日中、頭から離れないこともある。

エリオットは気にしない——
それは、ミニマルで普遍的、そして秘密めいたアートプロジェクト。

その力は、ひとつの緊張に宿る。
内なる告白が、公にさらされるということ。

意味を誰にも明かさない、暗号のようなメッセージ。

いや、むしろ——
意味は受け取る人それぞれのもの。
そこにこそ、「作品」がある。

それはスローガンでもなければ、冗談でもない。

それは「存在」。痕跡。ひらかれた問い。
世界の機械仕掛けに入り込んだ、ひと粒の砂。

このプロジェクトは、なにも求めない。

ただ、そこにあるだけ。

そして——エリオットは気にしない。

Eliott s'en fout
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© Eliott s'en fout 2025

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